私は三年間で60単位しか取得できなかった。
60単位というのは、普通に講義を受けていたら2年生の一学期が終わる頃には取り切れている単位数だ。
この問題の根本を解決しない限り、来学期からも同じことを繰り返すだろう。
だから今ここで振り返っておくことには、私の今後のキャンパスライフにおいて大きな意味がある。
履修登録は毎回漏れなく行っていたので、問題は私の受講姿勢にある。
興味のない分野を、興味のない状態のまま受講していたことが根本原因だろう。
自分なりに深堀りをせず、据え膳を食べるだけに留まっていた。
自分から積極的に知的探求を追求しようとしなかった。
無気力で受講するには、大学の講義はあまりにも時間的拘束が長すぎる。
幸い今の自分はこれまでと違い、知的探求を行いやすくするツールを手に入れている。
それがマインドマップだ。
マインドマップは自分の思考を簡単にアウトプットできる手段であり、パソコンでいう所の外付けHDDの様な役割を果たす。
思考をまとめたり広げる手段として、マインドマップは私にとって最高の手段だ。
現在はmindmeisterというアプリを使用している。
年額5000円ほどかかるが、その分のおつりは充分に期待できる。
最初はお試し気分で使用し始めたが、数か月経った今ではもう手放せないツールとなっている。
思考することは好きだったが、今まで思考を気持ちよくアウトプットする手段を持ち合わせていなかった。
ノートや紙に書きだすことは、私にとってあまり楽しいものではなかった。
そもそも書くという行為自体があまり好きではない、それは私にとって非常に苦痛である。
字が汚い上に、手への負担が著しい。書くという行為は自分にとって煩わしく感じる瞬間が多すぎる。
その点タイピングであれば、字の汚さや手の疲れを気にすることなくアウトプットに集中できる。
そしてブログの存在も大きい。
自分がよっぽどのことをしない限り匿名性が守られるので、思ったことを好き勝手に書くことができる。
この「思ったことを好き勝手に」というのが自分にとっては大事だ。
匿名性が担保されていなければ、おそらく自意識が過度に機能して、伸び伸びとした文章は書けないだろう。
匿名性が担保されているおかげで、私は好き勝手にアウトプットできている。
それはつまり100%の出力でアウトプットを行えているということを意味する。
成長するには、毎回全力を発揮することが最も重要だ。
私のブログを見ている人は現時点でほぼゼロ人だが
それでも公にアウトプットするのは楽しい。
今までを振り返ってみると、私には圧倒的にアウトプットが足りなかった。
アウトプットは知的探求という行為を楽しむために必要な要素だ。
今までは自分に合った方法を持ち合わせていなかった、だから知的探求へのモチベーションが湧かなかった。
しかし、今の私は違う。自分に適したアウトプットの手段を見つけることができた。
だから、来学期からは抜かりなく単位を取得できると思う。
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