みんなと同じになろうとした
ひとりになるのがこわくて
ただそもそも
根っこから変わっているものを
完全に変えることは無理なことで
それはどこまで似せようと頑張ろうと
それは似て非なるものにしかなれない
むしろ歪さを際立たせるだけで
苦しくなるだけだ
ならばいっそのこと
まともじゃない自分を認めて
ありのままでいる方がいいと思って
まともを演じるのをやめた
まともをやめることによって
辛いことも増えるかもしれない
でもそれはどっちにしろ同じなのだ
どちらの道を選ぼうが
酸いも甘いも等しく味わうこととなる
それならばならば
死ぬときに後悔しない方を選ぶだけだ
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