自分の意思の弱さに辟易する

中退を考えていることを友人に相談したら、そのうちの1人から猛烈な反対を受けた。

確かに、中退という選択肢は地獄を見るのかもしれない。

ただ、もう大学で学ぶ意思はない以上、そこに居続ける理由もないから、私は中退するのだ。

 

そういった思いを強く持っていた。


持っていた。

持っていたつもりだったが、どうやら自分の意思はガラス細工よりも脆いものだったらしく、友人の説得によってすっかり自分の意思が分からなくなってしまって今に至る。

この数日間の内に固めた私の決心とは一体何だったのか。

友人が反対した理由はおそらく、自分が何を生業にしていくかを明確にしなかったからだ、彼はその穴を指摘してきたのだ。

私はその指摘を受けて、高卒かつ明確な意志がなく漠然としたまま社会に放り出される未来を想像し不安になった。強い不安感によって自分の意思決定に疑念が生じたのだ。

一度生まれた疑念は払拭しない限り、もやとなって脳にこびりついたまま離れることはない。

どうしようか、一度寝てから考えよう。

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